こんにちは。モンキー125カスタム記事です。
今回はグリップ交換です。
適合については、ほぼ問題なかったのですが『やってみたらついた』という感じのもので、メーカーからの適合は確認できていないのでその点ご留意ください
グリップ交換とは
グリップを交換することです(はい。
基本的にはボンドでもってくっついてるので、剥がしてまたボンドでくっつけるというのがありがちなやり方です。ただ、長さが合っていないといけないのと、ボンドで固めるのがダルいのと、純正スロットルコーンは大抵グリップの回り止めで凸凹がついていて、汎用のグリップを入れるにはそれを削って平らにしなきゃいけない(あるいは社外のスロットルコーンを買う)のが面倒です。純正のグリップで別に不満はなかったので、そこまでの手間をかけるほどじゃないかなって思って今まで手を出していませんでした。
買ったもの
そこで登場するのがこちら!
これは、いわゆるロックオングリップという仕組みのグリップです。ラフロで4,400円でした。22φ120mm対応(左側について注意後述)。
まずスロットル側(写真右)がスロットルコーンとグリップの一体設計になっています。内側のギザギザとハマるパーツがいくつかついているので合うのをイイ感じの位置に装着します。
で、クラッチ側(写真左)も芯とグリップが一体になっています。内側をネジで締めて固定します。ボンドいらず!
装着
こんな感じでやったらなんかできました、というものです。作業は自己責任で。
下準備
- バーエンドを両方外します。
- 右のエアクリーナーカバーを外します。
- スロットルのカバーを外します
下の穴が空いてるところにボルト(対辺8mm)で留まっています。写真ではもう外しちゃってます。ボルトを外したら上にずらすとカバーが外れます。
- スロットルワイヤーを緩めます。左が引き(スロットルひねって引っ張られる方)です。金具の上のロックナットを緩めて(10mmレンチ)、ボルトの部分(アジャスター)を下げるとワイヤーが緩みます。どうせあとで調整しないといけないのでガッツリ緩めておくといいと思います。
スロットル側
- スイッチボックスを開けます。プラス#2で上下留まってますので外します。
- スロットルを回して、手前のタイコにたるみを発生させて外します。
- 今度は逆に回すと奥のタイコが取れるようになります。これでスロットルコーンごとグリップが外れました。
- ワイヤー取り付けパーツを選びます
純正(左)と付属してるやつのうちの一つ(右)が同じ感じなのでこれを使います。
- グリップとパーツを合体させます。イイ感じの角度で。
ちなみにパーツの角度はこんな感じになります。なおこのままではスイッチボックスに干渉して合体できません。画像ではパーツの裏表を間違えています!他の一本引き用と合わせればわかるのですが、"INSIDE"がグリップと接します!正直二本引きならどっちでも構わない気がしますが一応。なんか純正と逆だな〜とは思ったのですが…………
合体させてからスイッチボックスを嵌め、ワイヤーを取り付けます。スロットルボディ側で結構緩めないとうまくいきませんでした。
ワイヤーの緩みを調整します。遊びが2~6mmくらいがいいそうです。キタコのスロットルパイプの商品ページに取説が載っていて参考になります(https://www.kitaco.co.jp/goods_detail/P901-1300900)
- 完成!ちなみにグリップの裏側にはちょっとワッフルパターンが入っています。
クラッチ側
こっちは少々てこずりました
- 純正グリップを外します。隙間からマイナスドライバー差し込んでパークリぶっこんでグニグニ剥いでもイイのですが、再利用しないならカッターで切って剥くのが楽です。
ドライバーで剥がしてたけど長さ足りなかったので結局切って、パイプ剥き出しになった図
パイプに残っているボンドのカスを取ります。
クラッチ側なのですが、グリップ長は120mmですが余分にロックするためのパーツがついているので、7mmくらい長くなる計算になります。自分は干渉するあたりのものを内側にずらして対処しました。【230206追記】さらっとずらしたって書きましたが、純正スイッチボックスはハンドルパイプの穴に噛み合っているのでずらすことができません。自分は社外品に交換してるのでずらせましたが。純正スイッチボックスの場合はバーエンドのところにワッシャーやカラーを入れて対応することになると思います。
【追記終わり】
クラッチ側はホントに差し込んで角度決めて固定するだけです。六角3mm。
試走していて気づいたのですが、そもそもオフ車用なので(それが理由なのかは知らんけど)グリップの内側の立ち上がりが大きく、さらに固定パーツの分左スイッチボックスが遠くなります。まあ慣れですかね。
感想
とりあえず早いうちにスロットルのパーツを逆につけたのを修正しておきたいですね、一応。忘れるとずっとそのままになりそうなので。
【230206追記】
パーツが逆についてた件、やっぱり逆にしといたほうがハメ込みのところが深くまで噛み合ってる気がしたので逆のままにしました。シリコングリスだけ塗付けました
【追記終わり】
若干ハイスロになっている気がしますがほんのちょっとなので走行ではあまり実感はないです。
やってみるとスロットルワイヤー界隈が面倒かもしれませんが、ワイヤー調整も学べたし、固定が粘着でないのが個人的にとても良いです。握り心地は、素手だと確かに新しい分粘りがありますが、グローブはめるとまあまあですかね。でも裏側のワッフルの引っかかりはGoodです。見た目の変化の気持ちよさが想像以上でした。こりゃグリップ交換したくなるワケだ笑
それでは。